ボルネオ紀行 第2日目 キナバル登山 ラパン・ラタ・レストハウスへ

早起きして、郊外にある長距離バスターミナルへ。(ターミナルは昨年市内から郊外のINANAMへ移転)チケット(RM15)は前日購入済み。7:45何のアナウンスも無くバスは定時にスタート。

ノンストップと言うものの、結構途中客を乗せて・・・でも、キナバル公園には定時より前の9:20到着。PHQにて諸手続&支払い(入山料・ガイド・ミニバスなどRM207)を済ませ、ミニバスで登山口のTinpohonGate 1,600mへ。

ここがスタート地点、TinpohonGate

二日間お世話になるガイドのロデス君と二人で、10:00いよいよ登山スタート。登りは結構きついが、なんと20分で最初のポイントKandisShelterへ。

引き続き次のUbahShelterへも20分。少しペースは落ちたが、次のLowisShelterへも30分。この調子では4時間も掛らないでピーク直下3,300地点のLabanRataResthouseへ着いてしまうのでは?と逆に心配するほど・・・ところが、まさに好事魔多し!足が吊って一時は全然動けなくなる!それから先は、もんだり引っ張ったり、実にだましだまし・・・次のポイントMempeningShelterまでは、55分、次のLayangLayangまでの短い行程も30分。休憩も5分が15分に・・長くなる!次のVillosaShelterまで1時間、ここで恥じも外聞も無く、ガイドに荷物を全部背負ってもらう!羽が生えたように身が軽くなったが、一度吊った足は直らない。足の筋肉という筋肉が全て固まったような感じで、これこそまさに「足が棒」になったという表現がぴったりだ。棒の足を引きずるようにして、次のPakaCaveShelterへは50分、最後のLabanRataResthouseへも50分。結局、最初の意気込みはどこへやら?休憩も含め6時間(標高差1,700m)を要したことになる。つくづく、体力の衰えと日頃の不摂生を痛感した一日であった。

森林を抜け潅木地帯へ、もう一息だ

着いたぞ!ラパン・ラタ・レストハウス 3,273m

テラスでくつろぐ登山客、外人が圧倒的に多い

明日の朝は2時起き!と、早いので5時にディナー・ビュッフェ(RM31+Beer18)を食べ、同室のオーストラリアからのご夫婦と少し会話の後、7時には就寝。

注)RM:リンギット=約38円