あさかぜ通信 九州一周 21日目 鹿児島内之浦港→宮崎油津港→宮崎本港

いよいよ摂津屋にとっては今日が最終日。コーヒーだけ飲んで、薄暗い中、5時出航。アンカーがしっかり効いていて、上げるのに少々てこずる。
広い志布志湾を横断、都井岬を回ったところで朝食。

都井岬

油津港沖にて、Y本艇長

<ヨットのナビゲーション>
30年前、タリホー(注)が出来た頃は、コンパスと三角定規で自分の位置を出し、進路を決めていたが、今は2世代進んでGPSの時代。そういう意味で、あさかぜは最新鋭艇だ。GPSは船内とコックピットに各1台、レーダー、オートパイロット(自動操縦装置)更に魚探まで完備だ。深度・速度もリアルタイムに出る。レーダーを0.5マイル以内の障害物で警報が鳴るようにセットして、オートパイロットにしておくと、のんびり昼寝も出来る。
注)タリホー:神戸YMCAヨットクラブ所有の40フィート・クルーザー

あさかぜ船内 左にレーダー・GPS、右にオートパイロットがある

コックピット周り 左上に風向計、その下中央にコンパス、下段左にオートパイロットのリモコン、その右にGPSが見える

GPSの画面

油津港は奥行きの深い港だ

油津港の入り口

JR油津駅より岡山へ帰るため、摂津屋一人、油津港にて下船
8日間お世話になった「あさかぜ」に別れを告げる

この後「あさかぜ」は、宮崎本港に向かう

JR油津駅まで徒歩30分とか!この暑さではとても無理。折りよく通りかかった飫肥(おび)行きのバスで駅通りまで行く。残念ながら1時間に1本の電車は出たばかり。これから、日南線・特急にちりん・特急ソニック・新幹線・・・と、8時間の長い汽車の旅が始まる。


乗り換えの南宮崎駅前。南国の情緒が漂う。土産物屋は、東国原知事の顔がやたら目に付く。

特急にちりん

当然帰りも広島途中下車。駅ビル2Fの広島お好み焼き「麗ちゃん」の前は4〜5人の列。今回は、豚肉・卵・うどん入りお好み焼き(680円)を注文、うどん入りは麺が太いので作り難そう。でも、味はやはり、そば入りに軍配!

0500内ノ浦港出航 1000油津港入港 S氏下船 油津港出航 1430宮崎本港入港 62M 明日大分北浦港入港予定