あさかぜ通信 隠岐クルージング 5日目 門司→山口大浦

あさかぜ通信

0800門司港出港。1400油谷湾大浦漁港入港。明日萩予定。

(本信は友人であるクルーザーあさかぜ艇長Y氏からのメールを転載するものです。)




早朝の門司港

今日は関門の潮の関係で、出発が遅いのでレトロ門司港を散歩

北九州市立国際友好図書館

他にもレトロ建築がいろいろ・・・



朝食も出航前にのんびり・・・いつものように、芋のお粥と味噌汁・・・

8:00出航 転流は8:30東流だ。

門司港入り口。右の赤灯台を回りこんで入港する。

対岸の下関、大きな建物が目立つ。

振り向くと関門橋


巌流島、話は変わるが、「遅いぞ武蔵」(中身はただのドラ焼き)を山口土産に買って帰ったのだ。

9:50 関門海峡無事通過!
ホッと一息、フルーツゼリー入りヨーグルトをおやつに頂く。

11:45 昼食は、またまたソーメン!
摂津屋さん、キューリはもっと細く切って下さい!


次の難所は海士ヶ瀬戸(あまがせと)
浅い海を幅50mにわたって掘り下げて水路を作ってある。

角島大橋が迫る。緑のブイの右側を慎重に進む。



↓ 動画も見てよ!



海士ヶ瀬戸を無事通過!



今日の泊地油谷湾が見えてきた。
ここ、油谷湾日露戦争時、日本海軍の出撃地として有名。
年末の「坂の上の雲」に出てくるかな?

14:00 油谷湾大浦港着。 漁協の向かい側の岸壁に横付けする。
油谷湾大浦港は地図上部

スーパーもタクシーも無く、買い物は漁協の売店のみ・・・
風呂屋もなく、食堂も無く不便極まりない!

必死で飯屋を探して、やっと聞きつけたのが民宿風和里(ふわり)!
しかも、親切なご主人に漁協まで車で迎えに来てもらった。

民宿風和里(ふわり)
電話番号:0837-34-1533
HP:http://www.minsyuku-fuwari.com


この民宿に電話で場所を聞いた時、「楊貴妃の墓の少し先を左に折れて下さい!」と言われ、一瞬ギクッした!何で楊貴妃の墓がこんな所にあるの???

いろいろ調べると、時は唐の時代にさかのぼる・・・
安禄山の乱玄宗皇帝と楊貴妃が都長安を追われ、殺されそうになった楊貴妃が上海港あたりから船で逃れ、たどり着いたのがこの油谷湾久津らしい。

詳しくは下記ブログ参照下さい。
http://indoor-mama.cocolog-nifty.com/turedure/cat5216207/index.html

当然地元では「楊貴妃の墓」は当地の主要観光地であり、下記のパンフレットもあります。
楊貴妃ロマンロードマップ

トンカツ定食 久しぶりの揚げ物は旨かった!
ところで、一緒に食べた冷奴が抜群の味だった。聞けば、仙崎の豆腐屋さんから仕入れているとのこと・・・機会あれば是非お試し下さい。


停泊場所は漁船溜りの端っこ。
岸壁が低いので乗り降りは楽チン!
早朝は釣り人で結構うるさい・・・