あさかぜ通信 隠岐クルージング 7日目 山口萩→山口江崎

あさかぜ通信

0510萩出港。0900江崎港入港。ここで停泊。26M 波高2m 南西の風10m 1200摂津屋下船。明日温泉津港予定。

(本信は友人であるクルーザーあさかぜ艇長Y氏からのメールを転載するものです。)



4時起床。コーヒーとパンの早朝食をとって出航準備。
0510 明けるのを待って出航。

0600 越ヶ浜の北にある笠山112m。本当に菅笠みたいだ。

0700 櫃島を越えて朝食。
昨日頂いたサザエご飯に味噌汁。うねりが大きく、写真を撮るのを忘れるくらい!

南南西の風10m、波も2m程度ありけっこううねる。
追手気味なので7〜8ノットと快調。

難所の七ッ岩

うねりも大きく、風も出てきたので、当初目標の温泉津をあきらめて江崎港に入港することに変更。

早くも、江崎港が見えてきた。

0900 江崎港入港。奥行きが深く良港だ。

港内に弁天さんがある。

係留場所のすぐ裏にある神社。ここで昼寝すると快適そう・・・

あさかぜの係留場所は新しい岸壁でトイレのすぐ前、水場もあって便利は良い。
但し、西日がきつく仮のオーニングで防ぐ。

昼食は定番のソーメン
大浦港で買った氷が残っているので贅沢に使う!

名残惜しいがここ江崎で摂津屋下船


注)江崎タクシー Tel:08387-2-0339
江崎港からJR江崎まで700円。
田万川温泉までも同様の距離。


JR江崎から山陰線で益田駅へ。
ここ益田は、柿本人麻呂の生誕&終焉の地

柿本人麻呂
660年頃生まれ、天武天皇持統天皇に使えた歌人万葉集の代表的歌人として知られている。代表作は下記。

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む
東(ひむがし)の 野にかげろひの 立つ見えて かへり見すれば 月かたぶきぬ
近江の海 夕波千鳥 汝が鳴けば 心もしのに いにしへ思ほゆ


益田から山口線新山口へ、新幹線で岡山へ。
途中、新尾道を経由。これで旅の一周が完成した。