アメリカ旅行7日目、サウス・ダコタ州を再び横断

昨日ワイオミング州を済ませたので、今日はブラックヒルズを少し見て、後はひたすら東へ。サウス・ダコタの端から端へ逆横断だ。

朝食は、オーソドックスなアメリカンスタイルだがボリュームたっぷりで味も良い。

まずは、16号線沿いの「ベア・カントリーUSA」へ。ここは、野生の動物を見逃した人のための、サファリスタイルの動物園・・・という感じ。トナカイ、マウンテンゴート、ビッグホーン・シープ、マウンテン・ライオン、狼、コヨーテ、熊などが放し飼いにされ、客が車の中から見て回る。やはり、森の中を眼を皿のようにして野生の動物を発見する・・・そうした感激も無く興がそがれる。

マウント・ラシュモアの少し南に、この地に生まれ、白人入植者と戦い、35才の若さでネブラスカ州ロビンソン砦の戦いで戦死した、スー族の英雄クレージーホースの巨大な彫像がある。高さ170m、全長195mというから、完成すれば世界最大級となる。ラシュモアの大統領の顔の彫刻プロジェクトにもかかわった彫刻家故コジャック・ジョルコスキ氏がスー族の長老スタンディング・ベアから依頼され、民族のプライドに共感、1948年から個人事業として製作をスタート。死後は家族がプロジェクトを引き継いでいる。現在頭部が完成、馬の頭部にとりかかっているところで、いつ完成するか?は誰も答えようが無い。

再びミズリー河を渡る。この辺りに中部時間と山岳時間の時間変更線(1時間の時差)がある。同じ州の中で時間が違ってくるとは、さすがアメリカと思うが、住んでる人も旅行者も不便ではある。

夕食は、ミズリー河沿いの町ヤンクトンのステーキハウス「ボナンザ」で。10.99ドルで、10オンス(283g)のステーキとベイクドポテト・飲み物、サラダバー、ご飯類バー、デザートバーが付き、とても食べきれない。

宿泊は、サウス・ダコタ州の東南端の町ノース・スーシティのハンプトン・イン。友人T氏のゴールドカードの威力でアップグレードしてくれ、ジャグジー付きのスイートへ。この旅は、天気も最高で何事もついている!(朝食付き128ドル)
下は、ジャグジー!!