MOLA作家黒田善子さんの世界@勝山文化往来館ひしお

茨城県在住の黒田善子さんのMOLA作品展真庭市勝山の「文化往来館ひしお」で催されていたので、日帰りで見に行く。


【MOLAと黒田さん】山陽新聞紙面より
〜「MOLA」は、中米パナマの女性が幾重にも布を重ねて作る、色鮮やかな刺繍(ししゅう)の飾り布。黒田さんは1973年にMOLAと出合い、その個性豊かな色使いに魅了され、心に残った光景や精神的世界を題材に作品づくりを行ってきた。
 会場では、ここ10年ほどの間に作られた31点を紹介。ワシが魚を捕まえる様子を表現した新作「獲物」や、黄金の羽を持つ「鳥の神様」、ダイビング中に出合ったウミガメを描いた「亀とあそぶ」など、どれも動きや音が伝わってきそうなものばかり。〜


会場にて、黒田善子さんとご主人(摂津屋とは小中高の同級生です)

5〜6年前の展示会(@八重洲ギャラリー)時より、題材も広がり、全体に躍動感を感じた
下は、「しまうま」

作州絣の「のれん」とお面(バリの・・・?)


【「勝山文化往来館ひしお」への行きかた】
岡山から高速バスで2時間弱、JR中国勝山駅前の中鉄バスステーションに到着

徒歩7〜8分で、勝山城主三浦家の菩提寺「安養寺」が見えてくる

その手前が「勝山文化往来館ひしお」
元は、醤油の醸造所だったものを、改築してモダンなギャラリーに生まれ変わった

ひしおの内部、醤油の醸造の際に使っていた巨大な樽が見える

「カフェうえのだん」で見せてもらった昔の醤油瓶
この清友家が土地・建物を寄付、真庭市が2億3千万円をかけて改築、現在はNPO「勝山・町並み委員会」が管理・運営を行っている
ちなみに、実質的に館を取り仕切っているのは副館長のKさん(高校の同級生です)

町並み保存地区では、各家々が草木染めなど工夫をこらした「のれん」をかけている

夕食の1次会は、備前焼作家和仁栄幸さんオススメの焼き鳥「鳥勝」
特に「つくね」は絶品!

夕食の2次会は、町並み保存地区のはずれにある「Cafeおにのすみか」
創作コロッケやチーズ料理に芋焼酎がよく合う!

トイレに行った人がなかなか帰ってこない。理由を聞くと、古民家を再生させた造りなので、トイレまでの道が迷路のようで、かつ照明にも凝っていて楽しいとか・・・早速摂津屋も、探検に・・・