駆け足韓国世界遺産めぐり 2日目 釜山→慶州→釜山

朝食は、ホテルから南浦洞駅方面へ徒歩2分のシジミ汁専門店「ソムジンガン」

名物シジミ汁定食
プリプリしたシジミがどっさり入って、胃にしみこんでいく!二日酔いにぴったりだ。
 サバの味噌煮、キムチ、漬物など13品目で、6,000ウォンは安い!


今日は、慶州にある3つの世界遺産を一気に征服する日!まずは、南浦洞駅から釜山総合バスターミナルのある地下鉄1号線老圃洞(ノポドン)駅を目指す。
南浦洞駅のホーム

老圃洞(ノポドン)駅から標識に従って、釜山総合バスターミナルに入る。

バスターミナルにはバスがずらりと並ぶ

釜山総合バスターミナルの2Fチケット売り場
次の発車時刻と料金が電光表示してある

バス乗り場は1Fに降りる

慶州行きの高速バス、片道4,000ウォン
2席+1席の、ゆったりした革張りのリクライニングシート、50分で着く。


高速バスターミナルから出て、通りの向かい側に市内バス乗り場があり、まずは仏国寺(プルグッサ)へ向かう。10番または11番のバスが15分間隔で通っている。料金は1,500ウォン、乗車するとき料金箱に入れる。


今回の世界遺産紀行第3号:仏国寺 坂道を10分歩いて上る!
仏国寺は、新羅の景徳王の時代、751年に宰相金大城によって創建されたと伝えられている。文禄・慶長の役で殆ど焼失したが、その後復元された。
大雄殿への階段、上の16階段が白雲橋、下の18階段が青雲橋。

釈迦如来の彼岸の世界と言われる大雄殿文禄の役で一旦焼失したが、その後再建された。

多宝塔 木造を思わせるような細やかな彫刻が施された石塔

上の多宝塔と対をなす、釈迦塔

仏国寺から、毎40分発の連絡バスで石窟庵(ソックラム)へ。(所要20分)
広いバスターミナルのすぐ上に鐘楼がそびえる
ちなみに、帰りの仏国寺行き連絡バスは毎00分発、いずれも片道1,500ウォン。

今回の世界遺産紀行第4号:石窟庵へは、この広い山道を10分歩く・・・

石窟庵(ソックラム)も仏国寺とともに金大城によって創建されたと言われている。
花崗岩のドームの上に土砂をかぶせ、洞窟にみたてて作られた石窟寺院。

石仏はこの建物に納められている、内部は写真撮影禁止だ!

新羅仏教美術の最高峰とされる石仏はガラス越しにしか見れない!

バスを乗り継いで、高速ターミナルまで戻り、市内観光のためレンタル屋さんで自転車を借りる
半日5,000ウォンだ。


まずは、遅めのランチを「森彦ガーデン」で・・・
庭は無いが、店の前に、ゆったりと古墳が連なる!これぞ、ガーデンの名の由来だろう・・・

本場石焼ビビンバ!コチジャンの味が何とも言えない味をかもし出す!!
石焼ビビンバ 8,000ウォン、ビール 3,000ウォン

いよいよ最終、今回の世界遺産紀行第5号:慶州歴史遺蹟地区に入る。
市内では、あちこちに古墳とか文化財が点在し、「屋根の無い博物館」と言われるほどだ。

600年代半ばに建てられた瞻星台(チョムソンデ)、一説では東洋最古の天文台とも言われている。

新羅歴代の王、金氏の系譜発祥の伝説の地とされる鶏林(ケリム)
そこから、鶏林は朝鮮半島を意味する別称としても定着している。

半月城の中にある石氷庫は、当時の氷の貯蔵庫。換気扇・排水溝を備え、現在でも十分機能するらしい。

674年、絶頂期の新羅文武王が建てた庭園、雁鴨池(アナプチ)

大陵殿(テヌンウォン)。慶州市内の中心にあり、新羅1000年の古墳23基が点在する公園。

大陵殿内の古墳

天馬塚。下部直径47mという広い内部が公開され、出土した遺物の一部が展示されている。

夕食は釜山まで戻り、ホテル近くの海鮮料理店ゲミチブへ。

当店の看板料理「ナッチポクム」に挑戦!
まずは、ナッチポクム一式がテーブルに並ぶ。鍋の中は、タコ・海老・ニンニク・たっぷりの野菜・・・

沸騰してくると、コチジャンを全体に混ぜる・・・

ナッチポクムの出来上がり!ビールもう1本!!

ご飯にかけ、海苔を振ると、2度美味しい!
タコ・海老入りナッチポクム 7,000ウォン
ハイトビール 2本 6,000ウォン 合計 13,000ウォンと格安!


注)1,000ウォン=100円