高山スローライフ体験記 2日目 焼岳(2,393m)登山!

今回のメーンエベント、焼岳登山の日だ。
これに備え、岡山での登山・ジムでのトレーニングを積んできたので、人に迷惑をかけないよう完走したいものだ。


【コースタイム】
0400 起床
0500 別荘出発(車2台)
0600 高山駅(T橋H下車・帰阪)
0700 登山口駐車場着
0730 登山口駐車場発 1195m
0800 白水の滝 ちょい手前で休憩 1522m
0830 鍋助横手 ちょい手前で休憩 1600m
0930 ゴゼンタチバナ群生地での休憩 1850m
0955 秀綱神社 休憩 1993m
1010 焼岳小屋への分岐
1035 中尾峠 着 2099m 大休憩 昼食
1130 中尾峠 発 W中氏待機
1200 危険個所内にて休憩
1233 焼岳北嶺登頂 2393m
1250 同上 発
1340 中尾峠 着
1350 中尾峠 発
1405 焼岳小屋からの分岐 通過
1420 秀綱神社 着 休憩 W中氏合流
1500 鍋助横手 着 休憩
1530 白水の滝 着 休憩
1600 登山口駐車場 着
1945 別荘 着 (途中買出し&温泉)

登山時間 上り 5時間30分
       下り 3時間
       合計 8時間30分


焼岳登山口 駐車場


林道を少し上った所にも登山口の標識


沢を渡ると急坂が続く。。。


30分後、白水の滝展望台
岩盤が硫黄で変色して「白水」とは名ばかり!

釣鐘人参の仲間、白山沙参(ハクサンシャジン)
注)高山植物の名前は、同行のH本博士の判別によるものです・・・


ナルコユリまたはアマドコロ?(普通、実は黒っぽいがこれは赤?)


ホトトギスの仲間 


鍋助横手 昔、鍋助さんという方が転落死されたとか? 右の笹が急坂で危険!
本来なら、ここを越えると錫杖岳〜笠ヶ岳のビューポイントらしいが・・・


木立の合間から目指す焼岳の稜線が垣間見える。


矢車草?(花は同じだが、特徴の葉っぱが少し違う?)


蟹蝙蝠(カニコウモリ)


ゴゼンタチバナ


ヒカリゴケ


巨大な溶岩をまたいで植えている巨木


御前橘(ゴゼンタチバナ


延齢草(エンレイソウ


秀綱神社
昔はここに神社の謂れを記した看板があったようだ。それによると・・・
秀綱は戦国時代飛騨一円を従えた三木自綱の子で飛騨高山松倉城主であった。 天正13年(1585年)8月、天下統一をもくろむ羽柴秀吉方の武将金森長近の飛騨攻めにより落城した。 秀綱は身重だったとされる奥方と数人の家臣を伴い、信州波田城をめざした。 落武者となった一行は険阻な道を選び高原郷中尾峠を越すために、この地で一夜を明かしたとされる。 信州に入り、あと一息というところで不運にも杣人の手にかかり秀綱と奥方はあえない最期をとげた。 中尾の人々はゆかりの地に悲運の武将を祭り道中安全と家内安全の守り神として代々護り伝えている。


焼岳小屋への分岐点


焼岳の主稜がチラッと見える・・・


七竃(ナナカマド) 少し紅葉している・・・


リンドウ


アザミ


中尾峠 標高2,099m


上高地 大正池はすぐ下に見える。



中尾峠より焼岳北嶺を望む。


母子蓬または山母子(ヤマハハコ)


オトギリソウの仲間(岩音切)


ヤマハハコが完全に咲いた状態


登山再開。
緑地帯を抜けると、「これより危険地帯」の看板あり。
あちこちから火山蒸気が噴出している。


上高地全景


溶岩ドームの下に沿って回り込む。


オンタデ(御蓼)


焼岳北嶺山頂直下の肩に到着。


中の湯ルート 
右に回り込めば南峰だが、現在は通行禁止になっている。


頂上への道は険しく、危険がいっぱい。。。
ここにも噴出口が・・・


ついに焼岳北嶺登頂! 2,393m


頂上より 上高地 全景


火山湖がはっきり見える。


笠が岳方面はガスって何も見えない。


焼岳最高峰の南峰方面・・・


ガスで何も見えないので、あきらめて下山。
ひたすら下りなので膝と向う脛が痛む・・・


この沢を越えれば登山口の林道へ出る。


やっと駐車場へたどり着く! 全員疲れの色なし!


平湯まで戻って、温泉に入り疲れを癒す。
平湯の森」 緑の山々を望める広い露天風呂が5つあり、快適だった!


高山経由で明るいうちに帰着。
夕食はスーパーで買出した寿司や弁当・惣菜もので済ませる。