ニュージーランド旅行5日目 フッカー・レイクへのトレッキング

今日は曇り後晴れとの予報を信じて、8:00 出発、マウント・クック直下のフッカー氷河から出来たフッカー湖へ向かう。このルート、夏には高山植物が咲き誇り一番人気らしい。今日は、往復4時間の行程だが、あられ状の雪と向かい風がきつく、他には誰も歩いてない。

YHAからキャンプ場方面を望む、強風と寒さで頭が痛くなる!


昨日と違い、緩やかで整備された広い道なので実に歩きやすい。WhiteHorseHillキャンプ場まで30分。
キャンプ場のシェルター(キッチン・食堂など総合管理棟)

清潔かつ頑丈なトイレ

キャンプ場を過ぎると、すぐ第一の吊り橋だ。高所恐怖症なので心配したが、それほど高くはない。

吊り橋はミューラー湖から流れ出る川を渡る

さあ、「渡るぞ!」


第二の吊り橋の前は崖が切り立って人一人やっと通れるくらいの狭さ。一人なので慎重の上にも慎重に進む。


橋の真ん中から、フッカー湖方向を望む

第二の吊り橋を渡ると、広々としたタソック草の平原が続く。足場の悪い所には、木の桟道が作ってあり歩きやすい。天候のせいだろうか?誰にも会わない。

フッカー湖が見えてきた!

10:00 風がどんどんきつくなり、雲も出てきた。YHAから2時間、キャンプ場から1時間半でフッカーレイク到着。この湖は、フッカー氷河の末端で、氷河から崩れた氷が激流となってフッカー川に向かって流れていく。

残念ながら、マウントクックのHigh Peakは雲で見えない。風で立ってられないし寒いので、滞在5分で退散することに・・・

帰り道、タソックで覆われた歩きやすい道だ。

振り返ると、少し雲が晴れたのか、アオラキ/マウント・クックが中腹まで見える。

冬を迎え最後の花を咲かせている

キャンプ場の鴨は近づいても逃げない

水の枯れた河原で、首の長い鴨?の集団に出会う

ハーミテッジ・ホテル前に、ニュージーランドの英雄「サー・エドモンド・ヒラリー」の銅像が建っている。ちなみに、5$札の絵柄も彼だ。


学校のそばに、ビレッジで働いている人の住居棟が点在する。
屋根・壁など、自然の中で目立たないカラーで気を使っているのが判る。

14:30 帰りは1時間45分でYHAに到着。珍しく日本人が3組4人いて、久しぶりの日本語会話。


2時半のバスは5分前に到着。YHAの玄関前に停まってくれるので便利だ。今回も、インターシティを予約してたのだが、グレイトサイツに変わっていた。同じ系列なので、日本人が多いと日本人ガイドを乗せたグレイトサイツに変わるのだろうか?再び、クライストチャーチ5時間の長旅だ。

バスの中から、アオラキ/マウント・クックの東面が見えてきた。天気が良くなってきたらしいのが悔しい!

2日前にも立ち寄った、テカポ湖畔「善き羊飼いの教会」絵葉書の名所だ。

今日のテカポ湖は絶好の天気。湖のブルーがまぶしいくらいだ!

牧羊犬コリーの像

いかにもニュージーランドらしい、なだらかな牧草地帯が続くフェアリー谷。数々の自動車のCMがこの近辺で行われている。

バスが途中休憩したフェアリー谷のカフェ


20:00やっと、クライスト・チャーチ到着。着いてから忙しい。ホテルチェックインもそこそこに、両替屋を探したり、スーパーを探したり・・・
本来ならば、中1日ゆっくりクライスト・チャーチで疲れを癒し、次のアーサーズ・パスに向かうのだろうが・・・
結局シャトルバスに乗って、パックン・セーブという超大型スーパーに行って買出し。
(これから3日間の食料・雑貨 $43、ビール6本 $11

宿泊は、3日前と同じCoachmanBackpackersLodge、アクセスが良いのが取り柄だ。
結局、夕食は時間が無く、買ってきたパンをビールと一緒に流し込んで終わり。
明日も5時半起きと早いので早々に寝る。