あさかぜ通信 種子島クルージング10日目 終日種子島観光
あさかぜ通信
本日西之表港にて終日停泊中 明日屋久島宮之浦港を目指す。
日程に余裕があるので、今日は1日種子島でゆっくり過ごすことにする。
5時起床、コーヒーの後エンジン関係の整備を行う。
頼りになるエンジンは、ボルボ150馬力!
朝食後、漁協での「せり」を見学に・・・
漁協前から「あさかぜ」を遠望
巨大イカ
島内一周のため地元のレンタカー屋さんでマーチを借りる(保険料込み5,200円)
58号線を南下、途中、住吉漁港の近くの天然記念物「ガジュマル防潮林」へ立ち寄る
樹齢400年と言われるガジュマル、その謂れは、琉球の人達が「かぜまもる」と称していた言葉がなまったもの・・・その言葉通り、しっかり根をはって防潮林には最適だ
1543年、種子島最南端のここ門倉岬に近い小浦に、見慣れぬ異国船が台風で漂着、その船に乗っていたポルトガル人によって初めて日本に鉄砲が伝来されたという。
門倉岬から前之浜、更には宇宙センターのある竹崎海岸方面を望む、美しい白浜が続く・・・
宇宙センター入り口、あいにく月曜日は科学技術館は休館で、期待していた「見学バスツアー」はお休み、がっかり!
太平洋からの強い波で永年にわたり侵食され出来た「千座の岩屋」(ちくらのいわや)
古市家住宅 種子島に現存する最古の住宅 国の重要文化財
せせらぎのそばに、ゆったりと建っている
座敷に寝転んで、風を感じながら、のんびりしたいものだ・・・
「鉄砲館」は、正式名称「種子島開発総合センター」異国の南蛮船をイメージした外観がユニークだ
まずは、種子島紹介ビデオで全体をつかむ・・・
鉄砲伝来のいきさつをジオラマで楽しむ
ポルトガルから大金(2丁で2000両:現在の値打ちで1億円!)で購入した火縄銃
種子島の西にある馬毛島でのトビウオ漁のようす
トビウオの受精・産卵の習性を利用して、オス・メスを一網打尽に捕獲する島をあげての壮大な漁だったらしい・・・
種子島藩主の居城、赤尾木城跡は今、榕城小学校となっている
榕城小学校の校庭にそびえる樹齢400年以上のアコウの木
17代種子島時忠が、ここに居城を移した頃は、アコウの木が生い茂っていたとか・・・