中国四川省 秘境「四姑娘山」紀行 第3日目 成都→日隆 バスに座りっぱなし、12時間!

ホテルを5:30にチェックアウト。タクシーで茶店子バスターミナルへ向かう(25元)
バスターミナル内のコンビニで、パン・みかん・水など購入、バスに乗り込む。結構乗客は多く、バスは2台出るようだ。

6:40 出発雅安まで144kmは高速道路で、一気に距離を稼ぐ。2時間後、雅安にて高速を降り、国道318号線チベット方面行き)に入る。道路は片道1車線だが、幅が狭く、すれ違いには神経を使う。

9:10 天全の町並み。電力会社のビルなどもあり、結構賑やか・・・

10:30 二郎山トンネルを抜けると、急に見晴らしが良くなる。天気が良ければ、左手に四川省最高峰ミニヤコンガ(7,556m)が見えるはずだが・・・注)二郎山:標高3,437m

軍のトラックが20台くらいノロノロ運転で連なっている。危険物でも積んでいるのだろうか?

11:00 濾定近辺、ここから南へ行くとミニヤコンガ方面だ。バスは逆に右折・北上、大渡河沿いに丹巴を目指す。

11:30 そろそろ、お腹が減ってきた!

11:40 やっと昼食
定食屋さんで、おかずを選ぶ。一品16元、ご飯付きだ。

豚肉の野菜炒め定食!ご飯もおかずも冷えているので不味いが、この先どんなことがあるか判らないので、しっかりと詰め込んでおく。

12:30 ダム工事現場を通過、迂回路は凸凹道でノロノロ運転だ。

14:00 1m外れると激流!落ちたら確実に命は無い!

15:00 丹巴の手前を右折、小金川に沿って東へ向かう。この辺から、雨が激しくなる。

牛の群れに進路をさえぎられる、他にも羊・ヤクなど・・・人も車も動物も同じ道だ。

金川の対面にチベット寺院が見える

16:30 バスの終点小金の街が見えてきた

16:45 小金のバス停で下車、道路脇で思案していると、「農村客運」と書いたミニバンが近寄って来る。「小金まで50元でどうか?」と言うので、暮れかかっていることでもあり、言い値で乗ることにする。さあ、あと2時間だ!


18:30  薄暗くなった頃、日隆鎮到着。本日の走行距離720km!悪路の為、距離以上に疲れる1日だった。
タクシーの紹介で、「山之旅背包客棧」に宿をとる。「客棧」とは、日本で言うと、個人経営の旅館ようなもの。本当は、いろいろ他にも当りたかったが、ここは既に標高3,200m!余りにも寒く、歯がガチガチ鳴るくらいだったので、とりあえず1晩だけでもと思って最初の所で妥協した。ちなみに、宿代は言い値70元だったが、結局50元/晩とリーズナブルだ。

食事まで時間があったので、街の散歩に・・・
と言っても、5分も歩けば街外れ!
長坪橋から、四姑娘山を望む。辛うじて、大姑娘山と三姑娘山が見える。明日は天気が良さそうなので期待が膨らむ!

食事は、宿の女主人が作ってくれる。

ヤクの肉の野菜炒め!実に旨かった。ビールは隣のコンビニで購入(5元)

トマトと玉子の炒め物、これもサッパリとした味で「ハオチー」(美味しい!)

食事の後は何もすることが無く、8時には就寝。部屋は寒いが、電気敷き毛布のおかげで快適だった。