中国四川省 世界遺産「四姑娘山」紀行 第5日目 海子溝ルート

海子溝は四姑娘山主峰の南東に広がる渓谷、山あいに海子と呼ばれる高山湖があり、湖面に映された山々が美しい・・・と、評判だ。

昨日は馬に乗らず失敗したので、今日は乗馬するつもりで旅館の女将に相談。幸い、旅館所有の馬に安く乗せてもらえることになった。(150元/日)しかも、馬夫は女将さん自身とか・・・大丈夫なのか少し心配になる!

厩が少し離れているのか?女将が早起きして馬を手配してきた。
8:50 旅館前を出発、山道にさしかかった所で乗馬、実にラクチンだ!

しばらく大姑娘山へ続く尾根道を登る

尾根道からは四姑娘山全景が見渡せ、素晴らしい眺めが広がる
海子溝に来て本当に良かったと感じる瞬間だ!
左から、四姑娘山・三姑娘山・二姑娘山

残念ながら、この当たりから尾根道を外れる
眺めが悪くなるので残念だ!

石坂熱 林を抜け少し平らな草原で、ヤクの放牧がなされている

毎晩の栄養補給源としてお世話になっている「ヤク

前方に雪山(名称不詳)が見えてきた

その雪山が、どんどん近づいてきた

雪山 拡大

老牛園子から桃源郷のような渓谷を望む

13:15 折り返し点の「大海子」に到着、標高3,800m、四姑娘山系最大の高山湖だ。
本当は、四姑娘山主峰北東壁の見える犀牛海子まで行きたかったが時間的に難しい、実に残念だ。

大海子より東方の雪山を望む

馬夫を務める女将さんは、昼食もとらず相変わらず元気一杯だ

高山植物の季節は過ぎていたが、わずかに咲いていたリンドウのような可憐な花

海子溝東側のカールに小さな滝が見える

愛馬と馬夫を務めてくれた旅館の女将さん

17:30 旅館到着 9時間の乗馬で尾てい骨が痛む

到着後、旅館の前でくつろぐ愛馬!

今夜の夕食は豪華版だった!女将さんは馬を返すため2時間もかけて厩に往復、本当に元気だ。
かわりにお祖母さんが食事を作ってくれた。お孫さんにプレゼントしたチョコレートが効いたのか?ヤク肉でなくて、「本当の牛肉」野菜炒めだった!

トマトと玉子炒め、女将さんの作る味と、微妙に違う

ご飯は「チャーハン」、旨くて何杯もお替りをした!

おまけにスープもついてきた!少し塩味が足りなかったが・・・


注)1元=15円